名称    :   旧伏木測候所庁舎(高岡市伏木気象資料館)

所在    :   富山県高岡市伏木古国府12-5

HP       :   高岡市伏木気象資料館 (高岡市ホームページ)

旧伏木測候所は、明治16年に伏木港近代化の父、藤井能三が私費を投じて建設しました。その後、2度の移転を経て、明治42年に建設
されたのが現在の旧伏木測候所です。

洋風のハイカラな建築様式で、明治期の近代化遺産としての価値も高く、平成18年3月2日に「旧伏木測候所庁舎・測風塔」として国の登
録有形文化財に登録されました。

藤井能三

藤井能三は、射水郡・伏木村(現在の高岡市伏木)の回船問屋・能登屋の長男として生まれ
ました。伏木港の近代化を生涯の目標に定め、明治6年に、富山県初の公立学校「伏木小
学校」を設立し、その後、洋式灯台や測候所を設置するなど、私財を投じて港の整備を行い、
伏木港を洋式船が寄港できる近代港湾に発展させました。

明治42年当時の測候所

藤井能三は、当初洋式灯台の一室に観測機器を設置し、明治
16年に測候所として整備を行い、観測を開始しました。明治20
年には富山県に移管され、明治42年に現在地に移転しました。

測風塔

昭和13年に建設された測風塔の屋上には測風計が置かれて
います。測候所としては、平成10年に無人化されましたが、現
在でも伏木特別地域気象観測所として全国に気象データを供
給しており、100年以上もの間欠かすことなく気象情報を記録し
続けています。

資料館内部

現在測候所内部は資料館になっており、気象観測機器や全国
各地の測候所の写真、そして伏木港近代化の父と呼ばれる藤
井能三の関連資料などを観覧することができます。

越中国守館跡

奈良時代には、伏木の地に国府が置かれ、万葉集の歌人で有
名な大伴家持が国司として赴任しました。現在測候所のある付
近が、家持が赴任中住んでいた国守館跡地と推定されており、
測候所敷地内には、石碑と説明看板が設置されています。

高岡市教育委員会提供

     
開館時間午前9時~午後4時半
休館日火曜日
年末年始(12/29~1/3)
入館料大人210円(20名以上の団体又は65歳以上の高齢者160円)
中学生以下無料
駐車場有(敷地前5台程度)
連絡先高岡市伏木気象資料館 0766-44-6905
伏木観光推進センター 0766-44-1199